微小血管減圧術 (顔面痙攣) の喜び

顔面痙攣は通常、生命に関わる病気ではなく、治療の目的が"外見を治す"ことにあります。

そういう意味で脳外科の中で扱う病気のなかではやや特殊な位置づけです。

今日は外来に、退院後初の方がいらっしゃいましたが、

"全然ぴくぴくしなくなって、ようやく前を向いて歩けるようになりました!!"

と、とても晴れやかな表情で言って下さり、こちらもうれしくなりました。

QOLを上げる治療というのも、やりがいのあるものだなと再確認しました。

(手術自体は、脳外科手術の中でも最もキレイな手術であり、もともと大好きではありますが)