手術適応は術者の技量次第

先日、入院されていた小脳出血の患者さんが、なかなかリハビリに乗らないということで、
血腫を取る手術を行いました。

若いドクターが、"これくらいのサイズだったら、手術した方がいいですよね! "と
血気盛んに言うてきましたが、
手術適応というか、手術した方がいいかどうかというのは
手術というダメージ (=f(術者の技量))と、得られるメリットを天秤にかけて個別に考えられるものだというのが、どうして分からないのかな。

お前は昨日チョンボしたところだろうが、と言いたいところでしたが、疲れ切っていて流してしまい、また後悔。
こういうのは、その場できちんと指導せねば。