3日続けて内膜剥離術

6月4日から3日続けて内頚動脈内膜剥離術(CEA)という手術を行いました。

内膜剥離術は、会津若松にいた3年間の間に50件くらい執刀させてもらい、NTTに来てからは内科医が熱心なこともあって、世の中的な症候性>50%以上の狭窄、無症候性>60%以上の狭窄より厳しい、つまり高度な狭窄、もしくはvery fragileな病変しか手術治療になりません。それでも20-40件くらい毎年やっていますが、3日連続というのは初めてかも。
府中病院が60件/年とか手術されていたようなので、それを考えると時々は起こりうる現象かなとも思います。
内膜剥離術は微小血管減圧術と同様、正常解剖の手術なので術野がきれいで、好きな手術の一つですが、やっぱり飽きないなあ。