当直のtips(?)

当直のときは、どうしても睡眠が細切れになってしまうので、なんとか良い方法はないか、というのは研修医時代からの課題です。
(年齢を重ねるにつれ体力が落ちてくるので、より重要になってきます。)

今までの結論としては、
・自分はshort sleeperではなく、鍛えて(後天的に)short sleeperになるのは無理。
・4時間睡眠でなんとかする、という方法はあるが、あくまで(当直を含めた)非常事態のことで、必要な睡眠時間は人による
ということ。

最近、"スタンフォード式 最高の睡眠" という本が売れているということなので、読んでみました。

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

早速、次の「なるほど~」と思った3点をすぐに取り入れてみました。

1. 良質な睡眠のためには最初の深い睡眠をしっかりとることが重要
2. 眠気を感じたときに眠る
3. 深部温と体表温度の差が重要

具体的には

1. は、寝入りばなから90~100分ころのnon-REM睡眠が重要ということで、
本当に寝る間もない忙しい病院だと難しいのですが、忙しい時間は比較的ムラがあるので、100分が確保できそうなタイミングを探る。

2. 当直でない日も、なるべく眠気を感じたタイミングで就寝するようにする

3. 朝、起きがけに冷水を飲む

ということですが、なかなか有効そうです。

特に1.は、結局この90分+αしか眠れなくても、次の日の眠気が格段に少ないように思います。
(すぐに影響を受けるので、プラセボかもしれませんが。)

その他、適切な睡眠時間は、2週間くらい目覚まし時計なしで生活してみて、身体のリズムに任せてみると分かるとあり、ちょうど夏休みだったので、かなり短めなものの試してみましたが、
結論的には、普段はやっぱり寝不足なのだろうという結果でした。